女性も働く派遣!

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一昔前と見比べてみると、女性を積極採用している職場はとても増えました。パートナーとなる男性側も、進んで育児に関わるいわゆる「イクメン」が増えたり、まだ一般的ではありませんが家事を切り盛りする男性が出てきたりと、女性を取り巻く労働環境は、日に日に変化し続けています。
このように選択肢が広がるのは望ましいことではありますが、しかるにそれは一方では、流れに任せてしまうのではなく自らの力で選び抜くという自己判断能力が、さらに要求される社会に様変わりしつつあるということでしょう。
では、現実に派遣社員として勤務されている方々はどのような考えでその働き方を選択したのでしょうか。大きく分けると3つのパターンがあります。

まず、家事、育児とバランスをとるため、という理由。
1週間で15時間程度など必要最低限度だけ働いて、家事と育児を最優先するという働き方です。特に未就学児童を抱えているお母さんは、お迎えの時間がありますから、決まった時間に帰れないような勤務状況では困ってしまいます。
引き取り時間を遅らせることができたとしても、毎日変則的な時間に迎えに行くようでは子どもの生活リズムも狂ってしまい、好ましいこととは言えません。そのため子育てのメドが立つまでは、家事と育児に集中するというのがこの考え方です。


次に、将来ステップアップするために、実務経験がなくても入りやすい派遣で働きながら実績を積んでいくというやり方です。
例えば、税理士をめざしている人が経理部に入り、業務を通して知識と経験を得つつ退社後に試験の準備をするというようなことです。
このタイプの方々にとって、派遣で働いている期間は1つのステップに過ぎず、やがては独立開業するなど、会社組織に左右されない働き方を求めることも少なくありません。

最後あげるのは、近ごろ認知度が上がりつつある、紹介予定派遣という働き方です。
これは、直接雇用することを前提として、まずは派遣で働いてみながら労使関係が良いかどうかを探るというもの。
業務に慣れながら、その仕事は本当に自分に合っているのか、ずっと勤務したいと思える企業なのかを確かめるわけです。

このとおり「派遣」といっても、働き方は多種多様です。しかしいずれにしても、目先のことだけを考えるのではなく、長いスパンでの人生設計をしながら、働き方を選び取っていくことが欠かせませんね。